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2018年12月27日 (木)

うっかり使ってない? 成長を妨げる「思考停止ワード」

リンクより引用
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おそらく、回答者は具体的に書いているつもりだと思うのですが、よく見かける「心がけます」や「イノベーションを起こしてみせます」「顧客第一で頑張ります」などの言い回しは、具体的な言葉ではありません。
例えば、「顧客第一」という言葉。文字通りなら、会社の利益は第二にして、どこまでも顧客のために尽くすということになりますが、それでは経営になりません。だから、「顧客のために何をして、どうやって会社の利益とのバランスを取るのか」を考えなければいけないのに、ただ「顧客第一」と掲げることで、その中身を熟考することから逃げてしまっています。「イノベーションを起こす」も同様、まず、どんな問題意識から生まれる目的かを明確にするべきです。
つまり、これらは何か宣言をした気になってしまっているだけの言葉で、これではかえって思考が深まりません。こうした言葉をマッキンゼーでは「思考停止ワード」といって、自らの思考を深めない罠にはまらないようにしていました。
では、なぜ、こうした思考停止ワードに逃げてしまうのでしょうか。それは、「失敗するのが恥ずかしい」という思いから、つい踏み込むのを避けてしまいたくなるからではないでしょうか。
しかし、セミナーや講演は、そもそも自分に足りないものを明確にしたり、補ったりする機会です。そこで「恥ずかしい」と躊躇することは、成長の妨げにしかなりません。恥ずかしさを理由に一見やる気があるように見える思考停止ワードを連発していては、何も前進しないのです。
■自分との議論をやめてはいけない
日常の会話でも、あまり考えず「深いですね~」などと言ってしまったことはありませんか? 相手の話についていけなくなってくると、会話そのものが不安になって、つい「深い」「面白い」など漠然とした相槌を打ち、その場から逃げようとしてしまう。本来なら、ついていけないほど深く感じること、面白いと思う理由を話し込んでもいいはずなのです。
こうした相槌は、議論を避けるための技法でもあり、時には便利なこともありますが、議論を避けるということは、「他の人との議論」を避けてるだけでなく、「自分自身との議論」をやめてしまうということでもあるんです。
例えば落合陽一さんや石川善樹さんのように進化の早い人たちは、自分に対する議論をやめません。要するに、自分に理解できないことをごまかさないんです。だから、理解できるまで「こっちの角度から考えてみよう、あっちの角度から見てバリエーションを増やしてみよう」という風に、ずっと思考し続けるのです。
思考停止ワードは無意識に自分を守り、自分の成長を妨げるものです。ふとした時、自分が思考停止ワードに逃げていないか? 観察してみるのも面白いと思います。




根木貴大

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