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2017年12月20日 (水)

判断力や理解力を最大化する一つの方法~「上機嫌でいる」こと

内田樹氏の著書「最終講義」の中から紹介したい。
医師と救急患者の関係を持ち出して、その心理的情景を描いている。
1分1秒を争う判断、正解のない中で最善をつくす状況。
私は医師ではないが、やはり設計の仕事の中でも時にそういう状況が発生する。その時の心の有り様として留めておきたい。
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判断力や理解力を最大化するためには方法は一つしかない。
それは「上機嫌でいる」ことです。にこやかに微笑んでいる状態が、目の前にある現実をオープンマインドでありのままに受け容れる開放的な状態、それが一番頭の回転がよくなるときなんです。
最高度まで頭の回転を上げなければ対処できない危機的局面に遭遇した経験のある人なら、どうすれば自分の知性の機能が向上するか、そのやり方を経験的に知っているはずなんです。悲しんだり、恨んだり、焦ったり、というような精神状態では知的なパフォーマンスは向上しない。
いつもと同じくらいまでは頭が動くかも知れないけれど、感情的になっている限り、とくにネガティブな感情にとらえられている限り、自分の限界を超えて頭が回転するという事は起こりません。
真に危機的な状況に投じられ、自分の知的ポテンシャルを総動員しなければ生き延びれないというところまで追いつめられたら、人間はにっこり笑うはずなんです。それが一番頭の回転がよくなる状態だから。上機嫌になる、オープンマインドになるというのは精神論的な教訓ではないんです。追いつめられた時に生物が採用する、生き延びる為の必死の戦略なんです。
以上、抜粋




 
田野健 

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