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2016年12月13日 (火)

良き指導者とは~「話すよりも聞く」指導~

良き指導者とはどんな人のことを言うのでしょうか?
そもそも指導者の役割はなんなのか?

私は、被指導者の能力を最大限に発揮させてあげることだと思います。自分の理想や考え方を押し付けたりするような指導者は良き指導者とは思えません。

ここでは、いま現時点で指導をしている人や、これから指導者になる人に是非知ってもらいたいような考えを示していきたいと思います。もちろんこれは、正解でもないし、押し付けでもないので、可能性があれば実践してもらいたいと思います。

まず、みなさんは人に何かを教えるとき、どんな風に教えますか?

自分の知っている知識を片っ端から伝えていくタイプでしょうか?そうだとすると、あまりよろしくないかもしれません。人は概して、自分がその道のある程度の知識を得たり、考えが固まってくると、偉くなったとばかりにその知識や知恵を語りたがります。語ることで、自分は偉いことを知ってもらいたいという自己顕示欲が働くのかもしれません。聞いている人が、それを聞くことで吸収して成長してくれることを期待しているんでしょうが、そううまくはいきません。人はインプットしたことは、よほどインパクトがない限り忘れてしまうし、身につかないからです。
ですので、話すことしか能が無い指導者はダメです

人は、自分が話したことを周りの人に理解され、自分が他者に貢献できたと感じれた時にもっと頑張ろうと思えるのではないでしょうか。指導、非指導の関係にかかわらず、集団で会話をしている時でも同じで、自分の発言がみなに理解され、話が発展していった時、すごく活力が湧いてきませんか?
逆に、相手ばかりが話していて、自分が話しても全く聞き入れてもらえなかった場合、不満が残ったり、もうこの人とは話したくないと思うのではないでしょうか?同時に活力も衰退していくのではないでしょうか?
これは、人と人のコミュニケーション全般に関係する話ですが、指導といった上下関係ができてしまうと、この現象がよく現れてしまいます。特に、能力値が高い指導者に顕著です。
彼らは、自分がそこそこできるから、まだ未熟な被指導者に対して上から目線で接してしまい、できて当然と考えてしまう。そして、被指導者が上達しても褒めることができないし、できないことに対して、感情的にあたったり、誹謗中傷的発言を平気でする。また、被指導者の声なんかには、一切聞く耳を持たない。
そんな指導では、被指導者の能力は上がらないし、上がったとしても、ある一定のレベルにまでしか到達できません。なぜなら、指導者を信頼できないし、活力が上がらないからです。ある一定のレベルまでは詰め込みでも到達することはできますが、そのレベル以上の域に達するには、本人の活力が必要です。活力なくして、未知なる世界(レベル)に踏み込もうという気にはならないからです。

したがって、これからの指導は、被指導者に話してもらう機会を増やすということが重要になってくると思います。先にも書いたように、話したことを理解してもらうことで、活力は上がるし、話すことで頭の中が整理されるという効果も大いにあるでしょう。そして、指導者はその話す内容が間違っていたら、その都度訂正してあげる。それだけでも、十分だと思うのです。

「話すよりも聞く」これにつきます。

話し過ぎの自己満足指導者によって、未来ある若者の活力がこれ以上失われることのないよう、これからの指導のあり方が改善されることを切に願います。

匿名希望 

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