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2016年3月14日 (月)

『核兵器』の虚構(1)

「核武装論」=「正義・防衛」? 完全に狂っているとしか思わない。
日本への投下は「実験」に値するものだった。それは、戦後の対ソ戦略としての「原爆」を誇示する機会を失っていた米国は、何としてでも日本に投下する必要があったのである。
◆第二次世界大戦中、ドイツの原爆開発を恐れたアメリカは、それに対抗して1942年の「マンハッタン計画」でひそかに原爆開発に着手し、45年7月16日史上初の原爆実験をした。この時すでにドイツは降伏(45年5月8日)しており当初の開発理由は失われた。そこで、日本でその「威力」を試すことになり、「投下目標」広島、小倉、新潟、京都。後に新潟、京都は外され長崎が追加された。(これは後で書かれたものだろう。京都に落とすはずがない。新潟は単なる付け足しで、最初から広島、小倉または長崎。なぜなら、広島、長崎にいた日本海軍や主要人達はいち早く撤去している。軍内部には事前に知らせてあった。)
◆そして45年7月3日付けで、その両都市には、原爆による破壊効果測定のため、空襲を禁止されている。
◆最初の投下予定日は8月1日だったが、広島が悪天候だったため6日に延期して投下。8月9日の目標地だった小倉も曇天だったため、急遽第2目標の長崎に投下。当時この二発しか作られていなかった。この時、米国軍は「三発目は東京に落とす」ことを示唆したという。(これは後の作り話だろう)
■投下後一週間あまりで日本が降伏したため、「原爆で戦争が終わった」かのような認識をもたらされたが、それは間違いである。なぜなら、原爆投下は軍上層部には知らされていたのであり、決して「寝耳に水」のような驚きではなかったのだ。元々日本が負ける戦争を誘発した外交官、海軍首脳など「国賊」の一派は、原爆投下を絶好の口実として終戦を図ろうとしたが、陸軍を中心とした主戦派は、それをかたくなに拒否し、原爆を「新型爆弾」と公表し、民心の動揺を抑えた。
■しかし、その陸軍もついに終戦を決意したのは、原爆投下ではなく、1945年8月9日の「ソ連参戦」だった。ソ連は日本の敗戦を見るや「日ソ不可侵条約」を無視して北から侵攻してきた。
■しかし、日本の降伏はすでに決まっていた。アメリカ・ルーズベルト大統領は、ヤルタ会談(45年2月)で、ルーズベルトは日本の戦力を過大評価していて、米軍百万、英軍50万の死者を出すだろうと考え、ソ連を誘導して対日戦争に参加、ソ連軍に満州関東軍を処理させたかったのである。そして8月にソ連が参戦することを約束し、(満州日本軍60万人をシベリヤ強制労働、千島、南樺太を回復し、外蒙古、旅順、大連、南満鉄道に関する利権を獲得することを代償として、対日戦争に加わることに合意した。
これは「秘密取り決め」として公表されなかった。(その後これらのことは、戦後蒋介石、中共との問題もはらむがここでは省略)
■その参戦直前にできたばかりの原爆をあえて大急ぎで日本に投下した。しかもその決定は、当時日本攻撃を担当していた陸海空三軍の最高司令官などに諮ることなく、その意に反してなされた。
◆後に、マッカーサー元帥は原爆投下の事前相談があったら、「その必要なし」と答申したであろうと述べている。
■日本がポツダム宣言を拒否したから原爆を投下したとよく言われるが、原爆命令はポツダム宣言発表の前にすでに出されており、たとえ日本の同宣言黙殺声明(7月28日)がなかったとしても、5日以内に日本が同宣言を受諾しない限り、原爆は投下されるようになっていた。しかも、ポツダム宣言には受諾期限は示されておらず、さらに原案骨子の「天皇制補償条項」が削除されて発表され、国体護持を第一義としていたため、同宣言の早期受諾は著しく困難だった。開戦の真珠湾と全く同じような手口の罠である。
■結局、戦争終結としてのやむをえない投下などではなく、米ソ冷戦はすでに始まっていて、そのための「次期大量破壊兵器」の誇示にあったことが明白である。
◆ルーズベルトが45年4月12日に死に、代わってトルーマンが大統領になったことが、さらに米ソ対立を深めた。
アメリカのトルーマン大統領は、戦後すぐ「原爆投下は戦争を早く終わらせるためやむをえなかった」と主張した。
ソ連参戦後に日本が降伏をすると、日本の戦後処理(植民地支配)に色んな支障があると考えたトルーマンは、ソ連参戦前に対日戦を終わらせ、戦後アメリカの優位を保証すると思われた新兵器(核爆弾)の登場だった。

広島約20万人、長崎約14万人と推定される、非人道的原爆投下をしてでも、アメリカは「武力支配」を続けようとしている。
(2)へ続く

原賀隆一 
 

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