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2016年1月12日 (火)

やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)2~ポジティブな刺激を無意識が捉える~

204438に続き、ベネッセ教育研究センター『やる気は脳ではなく体や環境から生まれる──「環境に存在する意欲」の捉え方──リンク』より抜粋
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ポジティブな言葉はその気にさせる

 やる気の発火点は脳ではなく、環境にあります。では、どのような環境のときに、淡蒼球の活動が促されるのか。当たり前のようですが、ポジティブな刺激がなければいけません。

・・・中略

最近発表された実験なのですが、握力計のようなものを渡して、モニターに「握ってください」と表示が出ている間だけ握ってもらいます。開始からの時間と握力の関係をグラフにすると、表示からコンマ何秒か遅れて一気にピークまで立ち上がり、次第に落ちていくような線を描きます(図表)。で、問題はここからですが、またサブリミナルの手法によって、開始の合図の前にほんの一瞬「がんばれ」と表示したらどうなったか。何と、通常の場合より握力が2倍にも伸びたのです。反射スピードも上がって、しかも力が長持ちすることが分かりました。
 ちなみに、何でもない単語、例えば「グレープフルーツ」と表示しても、少し反応は速くなりますけど、「がんばれ」と出したときのような効果はない。つまり、意欲、やる気、集中力などを発揮するのにプラスとなる情報を、私たちの脳は五官を通じて無意識ながらに取り込んで、それに体も反応していることになります。

・・・中略

 受験生がよく、勉強部屋の壁に「目指せ合格」とか「必勝」とか書いた貼り紙をしますね。あれを無益なおまじないのように思う人もいるでしょうけど、脳科学者としては逆に、あれこそが大切だといいたい。勉強に集中している間も時々は視野の隅に見えているわけで、意識に残らなくても、ああいうことをやっていると結構うまくいくものです。
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(つづく)

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