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2015年8月

2015年8月31日 (月)

「頭の中の内在価値を対象化するのではなく、既に頭の中にある内在価値(潜在思念)をもって、頭の外の現実を対象化する」とは?

>即ち、頭の中の内在価値を対象化するのではなく、既に頭の中にある内在価値(潜在思念)をもって、頭の外の現実世界を対象化することである。(「素人の社会活動34 創造(=探求)のパラダイム転換」7453

この一文の前半の「内在価値」と、後半の内在価値(潜在思念)の違いについてサロンで話し合った。

○前半の「内在価値」は、倒錯観念と欺瞞観念が生み出す価値観念。

これは、読んで字のごとく、あらかじめ善悪の“価値”判断が決まってしまっている観念であり、やっかいなことに、この支配度が強ければ強いほど、頭の中の価値観念だけが正しく、本当の現実は「おかしい」「間違っている」と否定・捨象されてしまい、結果正確に現実の姿を対象化できないため、何も実現できない。

例えば・・・「平和」という価値観念に囚われれば囚われるほど、平和でない現実が「おかしい」「間違っている」と否定・捨象され、なぜ平和が訪れないのか?なぜ戦争は無くならないのか?といった分析に向かえず、結果いつまでたっても「平和」は実現しない。

・・・これを「観念思考」と呼ぶ。(釈迦もキリストも・・・カントもマルクスも、この頭の中だけの観念思考によって倒錯観念=古代宗教や、欺瞞観念=近代思想をつくりだした。)

○後半の「内在価値(潜在思念)」は、貧困の消滅によって本源収束し始めた潜在思念(本能・共認)を表わす。

外圧の変化に対して真っ先に現実世界を対象化し、答えの探索をはじめるのはこの潜在思念であり、貧困の消滅によって今や時代遅れとなった「価値観念」群を捨てさえすれば、真っ当に機能し現実の圧力を捉えることができ、結果物事の実現が可能になる。(参考:「思考次元1 潜在思念の実践思考」19059

そして、私権原理から共認原理への転換に伴い、この「現実」は、強力な強制圧力として作用した私権圧力から、皆の意識が作り出す共認圧力へと既に転換している。(参考:「観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である」20355

つまり、現在答えを出すために必要なことは、本源収束した潜在思念(内在価値)の導くままに、ひたすら現実世界=皆の意識を対象化し、期待と応望のやりとりの中で共認形成を行っていくことであり、その結晶物が「答え」となる。

・・・これが、プロによる「観念思考」から、素人の創造(=探求)へのパラダイム転換なのだ。

>●現実の課題があって、はじめて探求(創造)が始まる。そしてそこに先駆者や先覚者がいたとしても、その探求過程は、一貫して共認過程であり、皆との期待と応望の交信(やりとり)の中から全ては生み出される。(7453

越見源
 

2015年8月29日 (土)

”現実”とは、みんなの期待の結晶☆「都合の悪いもの」なんて、どこにもナイ♪

現実(仕事や仲間、男女関係・・・)が、
「上手く行かない」
と思っているときは、ほぼ100%倒錯思考に陥っているとき。

現実を「都合の悪いもの」と捉え、否定・捨象している。

___なぜ、現実を都合の悪いものと捉えてしまうのだろう?

生存圧力の高かった時代の、「どうにもならない」現実は否定・捨象せざる得ないものだったのかもしれない。

しかし、今は、みんなの期待・応合の同類圧力の時代。
現実の圧力とは、みんなの期待の結晶だ。

自我私権を否定することにこだわるよりも、その奥にある新しい充足基調⇒本源収束という可能性の実現に、意識の焦点を当てた方が良い。21090

誰しもが、潜在思念は、みんなとの共認充足を活力源にした、新観念に可能性収束している。

だったら、現実を都合の悪いもの。と、ねじれて捉える必要などなく、まっとうに、みんなを受け入れればいいだけのこと♪

ただ、それだけで、倒錯思考から脱却し実現回路へと導かれる時代になっているのだから(@^∇^@)

西田美和
 

2015年8月27日 (木)

実現論の暗誦をしました♪

脳力開発のリーダーが、「女も、真っ当な圧力源・活力源・充足源・羅針盤になるために、判断の軸となる事実構造(自然の摂理)をきちんと肉体化してほしい」と、実現論の暗誦を取り入れてくれました。

暗誦でもやっぱり、大事なのは、『構造を掴むこと』と『真似すること』と『喜ぶこと』でした。

『構造を掴むこと』
構造を掴まずに丸暗記しようとするとなかなか覚えられませんが、まず最初に「誰が、何故、どのようにして、その結果or可能性へと至ったのか」に同化できれば、文章の流れは頭に入ります。

『真似すること』
その上で、あとは言い方(言葉)を真似することに集中し、お手本と同じ言い回し・同じリズムで繰り返します。

『喜ぶこと』
そして、真似できた部分が増えるたびに、「この部分出来た♪」と、頭の中にマーカーを引くように充足(安心)で塗っていきます。そうすると、その部分は心配せずに他の部分に注力できます。

今日やってみて気づいたポイントは以上ですが、何より、完全に暗記するという目的があったことで、とっても集中出来て面白かったし、事実構造(自然の摂理)がより厳密に頭に入りました☆(まだ復習しないと忘れてしまいそうですが。。^^;)
これが脳に定着したら(=無意識に使いこなせるようになったら)、可能性への道筋がより早く発見できたり、倒錯思考に違和感を抱くことができたりと、より真っ当に潜在思念が働きそうな予感大です♪

西知子

2015年8月25日 (火)

同化能力向上、構造認識習得プログラムを実践してみました

実現論を始めとする構造認識を身に着けるにはどうしたらいいか?
さらに構造認識習得のベースとなる同化能力を向上させるにはどうしたらいいか?

<補足>
 同化能力とは大きく以下二つ
  ・潜在思念 → 目に見える対象の気持、状況を捉える。
  ・潜在思念+観念回路 → 超越存在(社会など)を対象化する。

とある塾での勉強法によると、構造認識を身に付けるための最短条件として、

① 徹底した反復!
② その場で理解して覚えきる!(但し定着には①が不可欠)
③ 構造的理解を伴って、潜在思念+観念回路に定着させる!
  (意味、構造を伴わない丸暗記では使いこなせない)

が、必要になるそうです。
さらに、観念だけの丸暗記にならないよう音読、聴写(潜在思念の活性化)も交え、以下のプログラムを今日のネットサロンで実践してみました。

* * * * * * * * *

①深呼吸(2分)
 ・対象に同化しやすい状態を作る。
  ⇒“程よい緊張感”を喚起させ、集中力を高める。(臨戦態勢)

②前回作成した図解の復習(2分)
 ・担当者に説明してもらう。(わかり易く端的に。事例を交えてもよし)
  →ポイントや構造をおさえて、観念を潜在思念に結びつける。

③音読(5分)
 ・前回作成した図解部分の音読(2セット)
 ⇒構造や事象を“イメージ”しながら聞き取り、発信する。
  →潜在思念と観念回路の結束を強化。
   (観念がタコツボ化しないように)

④聴写(10分)
 ・前回作成した図解部分の聴写(2セット)
 ⇒よく聴いて“漢字で”聴写する。
  ※漢字は文字から意味がわかる優れもの!
  →言葉を意味やイメージとセットで、観念回路に定着させていく。

⑤暗誦(5分)
 ・前回作成した図解部分を“流暢に”書写する。(何も見ずに)
  →肉体化した構造認識を(瞬時に取り出せる)発信力に繋げていく。
  →感覚系(受信)と運動系(発信)の回路のバランスを整える。
   (受信だけに偏らないように)

⑥実践演習(10分)
 ・講師の音読を聞いて、その内容の幹図解を作成する。
  →ここまでの基礎力を基に、図解の実践演習。
  →次回、この題材で②以降に進む。

※最初は、同じ文章で①~⑤を3週繰り返す。それによりどのくらい定着度(成果度)が上げられるかが一つのポイント。
さらに、定着までに①~⑤の繰り返し回数をどれだけ減らせるかが最終的な成果度となるか?

* * * * * * * * *

今回は、⑤の暗誦部分がこのプログラムでどのくらいできるかというのが一つの焦点でしたが、今回は平均6~7割くらいの達成度でした。(初めてにしては、結構できた?)

>江戸の教育-外国人を驚かせた教育水準196076
膨大な論語を暗誦していた江戸時代の人たちを考えると、まだ足元にも及びませんが、構造認識を身に付けるための方法を、これからも試行錯誤してみようと思います。

2015年8月23日 (日)

「具体的に考える」人が増えることで社会は変わっていく

実は「具体的に考える」ことは観念パラダイムの転換→社会変革において決定的に重要なことなのです。 >一個の生も、その塗り重ねたる歴史も、常に現実から出発して新しい認識を紡ぎ出し、それに応じて現実を変えてゆく(現実が変わってゆく)過程である。現実を社会と言い換えても同じである。社会は人々の共認によって統合され、その意識=共認内容が変化してゆくことによって変わってゆく。現実が変わる=社会が変わるとは、ただそれだけの事である。 その共認内容は徐々にしか変わらず、例えそれが30年ほどの間に猛スピードで変わったとしても、その共認内容の変化に応じて一つずつ規範や制度が改革されてゆくことによってしか、社会は変えられない。 >何かを実現しようとすれば、思考の対象はとことん具象化されてゆく。実現思考で生きていた原始人の精霊はとことん具象的だし、自然科学もそうだし、実現論もそうである。 21496 とあるように、「具体的に考えていくことで潜在思念と合致した実践思考が可能になり、可能性を導き出せる」のです。そして「具体的に考える」ことが観念パラダイムの転換の第1歩であり、現実否定意識からの脱却の鍵を握っているのです。 そして実践思考=「具体的に考える」人が増えることで人々の意識=社会は変わっていくのです。 中山さんも佐藤さんのように「具体的に考えられる人」を目指して、「観念パラダイムの逆転」勉強して行って下さい! そして、佐藤さん、これからも新潟からの地に足のついた発信、期待しています!

山澤貴志

2015年8月21日 (金)

感応観念では現実の課題は突破できない。

今日のサロンでの話に出てきて感応観念について気付きがあった。 感応観念の例として「みんな仲良く」がある。 これはこれまで学校等で何度も何度も言われてきたことで、みんな当たり前のように感じているだろう。 自分自身もそう思っていた。 しかし、現実にはなかなか仲良くなれない相手もいる。 「みんな仲良く」はそうした相手とも仲良くしていこうという、一聞すると正しいことを言っているように思える言葉だ。 しかし、「じゃあどうすれば仲良くなる?」と考えた時に「みんな仲良く」にはその答えは無く、ただ理想を掲げているにすぎない。 これでは何も解決しない。 重要なことは「みんな仲良く」という形骸なお題目ではなくそれを実現するために「どうすればいいのか?」を考えることではないだろうか。 「実現するためにはどうするか?」その思考こそが課題を突破していくために一番重要な思考なのである。 千葉敏昭 

2015年8月19日 (水)

現実否定意識は壁にぶつかりつつあるのでは?

中山さんの問題提起 201118 と 佐藤さんの返信 201137 を読ませて頂きました。 中山さんは国家レベル(あるいは社会共認のレベル)で見た時に、まだまだマスコミの受け売り、すなわち現実否定から脱却できていないのではないか、そして >観念パラダイムの逆転を勉強するにあたり、どのようにしたら、(国家レベルでの)意識転換できるのかを追求していきたいです。 という問題提起をされています。 それに対して、佐藤さんは、マスコミがネット(発の現実肯定認識)を参照している具体例を挙げて、可能性のある認識をどんどん発信していくことが、国家レベルでの意識転換の鍵を握っているのではないか、と提起されています。 私は中山さんがネットの住人たちに感じる「現実否定意識の強さ」はその通りだなあと思う半面、そのような古い現実否定意識は壁にぶち当たっているとも思います。 200203 に取り上げられているように、市場主義の行き詰まり→広告収入の低迷により、マスコミは「批判するしか能がない」けれども「批判する力を失い」始めています。そして、同じく「批判するしか能がない」ブロガー(そして2ちゃんねる)も衰退ぎみです。 つまり古い「現実否定意識の強さ」を生み出していた古い現実がガタガタになる中で、「現実否定意識自体が衰弱」し始めているのではないでしょうか。 そしてそれに反比例するように、佐藤さんが仰るように「ネット発の可能性認識が社会共認やマスコミに影響を与えていく」流れが見え始めていると思います。佐藤さんの提起している事例以外でも、分野別に列挙してみると・・・ 経済論の分野では国家紙幣論、脱中央銀行論が 政治の分野では脱米自立戦略及び鎖国型国家モデルが 医療・健康の分野では脱薬づけ=脱近代医療の方法論が 環境分野でもエセエコロジーから脱却した環境技術の模索が 農業分野では石油や農薬に依存しない自然農法の模索が 教育、能力開発の分野では自分主義から脱却した共認原理型の勉強法が 性の分野ではセックスレスを経て、本源の性の探索が ・・・・と、いろんな分野で現実否定を超えた具体的で実践可能な現実肯定の認識群があります。 これらは、経済破局を契機にして勢いを増してきたという面もありますが、そのような可能性の模索は、70年以降、潜在思念に導かれて様々な人々が手探りで編み出してきた実践思考の賜物であり、夫々の現実の中で導き出してきた答えです。彼らは具体的な課題と向き合う中で、現実否定意識を超えて、現実肯定の地平から答えを導き出してきたのだと思います。 このように抽象的に「社会問題」と捉えるとなかなか答えがないように感じますが、具体的に考えると既にたくさんの答えが出されているものですね。

山澤貴志

2015年8月17日 (月)

激動の時代を生き抜く為の『思考法』あり・・・『観念パラダイムの逆転』

世界金融危機以来、収束不全が加速する現在、誰もが新しい可能性を掴み、活力もって生きたい!との想いが募っているが、「観念パラダイムの逆転1~7」の論稿には、『どのように「思考」すれば実現可能性が高まるのか?』が綴られているといって良いと思う。 現在の外圧は、かつての生存圧力から同類圧力に転換しており、そのような場で適応する為には「認識力」が必要になる。 つまり“どのように状況を把握し、どのように突破口を見出すか?”が問われているのだ。 ・・・常識や旧観念→現実否定意識に頭が支配されていては、実現するための認識力を培うことが出来ないばかりか、いつまで経っても答えを出せずに疲弊し、活力低下を招くだけである。旧来の私権のパラダイムを引きずった思考法から大転換する必要がある。 今後の可能性を掴む実現基盤の発掘、仮説の組み立て~論理整合性の検証まで通底して重要な、「頭の使い方」が示されているのが『観念パラダイムの逆転』なのだ。 また、思考パラダイム逆転の必然構造や、観念史(思想史)を体得するうえでも有効な論稿でもある。 再度仲間と、ネットサロンで継続的に追求するが、とても楽しみである。

2015年8月15日 (土)

「現実を認めたら充足度が上がる」って、実は大きな転換だったんだ!!

>倒錯観念で覆い尽くされた意識は、自分は(観念信仰の下に)統合されていると言い張る。 「なんで言い張るのかなぁ???現実を認めた方が簡単なのにな~。」って、これを読んだとき思ってました。 でも昔は、現実を認めてしまうと充足度が下がったんだって!!(@o@) だから、現実を認めたら充足度が上がるっていうのは、実はすっごく大っきな転換なんです\(^▽^)/

西知子

2015年8月13日 (木)

膨大な情報から適応原理を学び、同化対象範囲を拡げる

日頃から膨大な量の成功・失敗体験が報告されている。 どれも今後の役に立ちそうなものばかりで、日々蓄積したいのだが、 その情報量の多さに手こずっていた・・・。 しかし、よくよく考えると、それらの情報をそっくりそのまま使えた試しが無い。いずれも、「以前にこんな事例あったなあ~」という最初の「気付き!」になるのが大半で、そこからの組み立てはその都度考える。 この理由は、各報告が現場毎の適応状況を報告していることに過ぎないからである。つまり、その現場に掛かる【外圧】から見出した【可能性】(=行動)の報告である。 そのため、外圧が変われば、その可能性も使い物にならない。 だから、そのまま使えることが無いのである。 だからと言って、決して無駄な訳ではない。そもそも成功も失敗もまずは【気づけない】・【考えていない】から実践できない。 気付くという視点は非常に重要である。 膨大な情報は、同じ事象を【探す】ために使うのではなく、各情報の置かれた①外圧を把握し、それに対して②どのように可能性を見出したのか?or 見出せなかったのか? という事象の背後にある普遍的な適応構造を注視し、学習することに使うことが有効ではないだろうか。 つまり、同化対象範囲を拡げる訓練とも言える。 これを日頃から訓練することで視点は拡がり、外圧を捉え、それに適応するための可能性に「気付ける」ことになるのではないだろうか。 orimex 

2015年8月11日 (火)

超国家・超市場論研鑽の記

約3ヶ月に亙り「超国家・超市場論」をサロンで研鑽し、一応の終了をみた。これより前に実現論前史を学んではいたが、より現代社会に即したテーマであり更に難易度は上がったとの印象はある。そのためか、気づきも増えたものの、重要でありながら取りこぼした点も多々あるものと思う。 従って、理解もまだ浅く血肉となったとはとても言えないが、特に印象に残った点を3つほど挙げてみたい。 ①歴史的事実に基づく新たな統合基盤の必然性 >全ての生物は、環境(外圧)に対する適応態として存在する。そして環境(外圧)が変化すると新しい環境(外圧)に適応すべく新しい最先端の可能性へと収束し、やがて新しい機能が生み出されると、古い諸機能は新しい環境に適応し得る最先端機能の下に収束することによって、全体が再統合される。(29834) 生物とは外圧適応態である、とは実現論でも語られている歴史的事実であり、我々が事実追求していく上での根本原理でもある。そして、人類に於いては外圧(同類闘争圧力<私権闘争や略奪闘争>)に対して適応する為に統合(社会統合化)することが必要不可欠ということになる。 この大前提に立つ時、外圧の変化は社会統合様式を変える必然的要因となる。そして、その外圧変化は既に1970年の貧困の消滅により生存圧力の衰退という形で始まっているのである。付言すれば更にその約30年後、1990年代末に起こった国内金融機関の相次ぐ破綻や官僚汚職による旧大蔵キャリアやエリート銀行マン、証券マンの没落という現実を前に、1つの私権追求志向が(外圧に適応し、活力を与える)可能性として潰えた。 この様な統合不全を前にしながら、さりとて統合しなければ人類は生存できないという危機のうちに、新たな統合基盤が求められているのだと理解できよう。 ②具体的な統合基盤創造に向けた考察 では、実際に社会統合基盤を創造するとはどういうことか、と問う時に先の引用にあった「古い諸機能は新しい環境に適応し得る最先端機能の下に収束することによって、全体が再統合される」との一文が非常に重要になる。 つまり旧来の統合軸であった私権原理をただ忌避するのではなく、それらを交えた中で、どれが生存圧力衰退という前代未聞の外圧への適応様式として可能性を感じさせるのか、を競わなければならない。それこそが社会統合原理における共認闘争の“争点”なのである。 そして、その競争に打ち勝った統合原理こそが、即ち旧来の統合機能をも収束させていくことになる。 ならば、如何にして旧来の私権原理を超え得る統合様式を確立するのか。 >歴史を貫通する人類の最先端機能は評価共認であり、それが人々を収束させ、集団を統合し、秩序と体制(役割分担etc)を形成してきた。 ~中略~ 従って、いかに時代が変わり、中身が変わっても、『評価指標の共認』という収束=統合機能の絶対的な必要性は、不変である。 それ故に、時代が変わる時、新しい可能性(中身)は、必ず古い評価指標の世界の真只中に姿を現わしてその評価の洗礼を受けることが、顕在化するための絶対的な必要条件となる。(35273) つまり、共認動物である人類にとって評価指標こそが統合の本質なのであり、それをお金という私権獲得の為の指標から、皆の必要性やその認識充足性という観点による類的価値としての指標、即ち「(認識形成への)参加人数」「(認識形成への)投稿資格」に、認識転換させることがカギになる。 その為に繰り広げられるネットやサロン、露店での不断の対話こそが、体感共認或いは観念共認を呼び起し、可能性を感じさせ蒙を啓く契機となるのである。 ③認識革命を貫く本源性 先に実現論前史を学んだということもあるが、超国家・超市場論においても通底する思想が流れている。そのことを特に意識したのが、“類的”という用語であった。 この言葉は19世紀の哲学者フォイエルバッハが編み出したものだが、彼は主著である「キリスト教の本質」に於いて、“神性”とは人間の内面そのものを投影したものであり、人間の外に神性を措くことは人間疎外であると、その倒錯性を喝破している。そして、人間が日常に於いて常に利害関係(=私権)を抱きつつも、それだけではなく人間の本質(つまり人類としての本源性)を意識して生きるものだと語っている。因みにその人間の本質とは理性(=思考、認識)、意思、心情とあるが、それらが人類を他の生物と分かつ類的な要素であり、人間はその完全性に向けて希求せざるを得ないのだという。 ところで、こうした人間と神性の一致には少なくとも2つの大きな意味があるだろう。 1つは人類の無限の可能性を拓くことであり、本源価値の追求という最も希求すべきことに邁進できるという点。 いま1つは人類に時制の観念がある限り、拭い切れない“未来への不安”を、本源価値により他者と結びつき一体となることで、突破できるということである。即ち、私権を捨て我執を乗り越える中に、弧絶の不安は霧散するのである。 なお、このような人間と神性なるものの一致、或いは自他の一致は実はホイエルバッハから逆上ること2000年前に既に仏教により説かれているものでもある。(そういった点では仏教なるものは精霊信仰後の、守護霊信仰、古代宗教などの捏造の流れと必ずしも一致するものではない) 或いは、現代でいえば心理学者マズローが提唱し広まった欲求5段階説の最高次に位置する「自己実現」ともかなり一致するものがある。(リンク) いずれにせよ、このような本源性を臨む姿勢こそが認識革命の熱源なのであり、可能性の在り処なのだと感じた次第である。 概ね以上だが、今後も本源価値の掘り起こしと、その視座から事実認識に迫るという構えを忘れずに対話を進めて参りたい。

松岡隆 

2015年8月 9日 (日)

図解 新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)

    ┏━━━━━┓
    ┃貧困の消滅┃
    ┗━━━━━┛
70’80’↓
┌───────┐ ┌───────────┐ ┌───────┐
私権圧力の衰弱| |社会捨象  外向欠乏の| |不全捨象の充足|
私権観念は残存|→|思想捨象→ 衰弱   |⇒|基調 ⇒   |
└───────┘ └───────────┘ |  本源収束 |
    |                   └───────┘
90’ ↓                       ↓
┌───────┐ ┌───────────┐ ┌───────┐
私権観念の  | |私権制度  社会捨象 | |本源風規範観念|
|無効化の流れ |→|は残存 → の充足基調|⇒| に収束   |
└───────┘ |      は残存  | └───────┘
    |     |           |     :
    |     |私権不全  外向欠乏 |     :
    |     |から  → 認識欠乏 |     : 
    |     |統合不全  が増大  |     :
    |     └───────────┘     :
00’ ↓                       ↓
┌───────┐ ┌───────────┐ ┌───────┐
私権統合の  | |私権観念  潜在思念が| |答えが無い= |
|   崩壊  |→|の瓦解 →  私権不全| |ごまかしの言葉|
└───────┘ |     から社会不全|⇒|に縋る事から |
          |       に大転換| |課題捨象の充足|
          |社会収束  外向欠乏 | |基調 ⇒   |
          |の防波堤→ が強くなる| |  本源収束 |
          |が崩れる       | └───────┘
          └───────────┘
      
山本豊 

2015年8月 7日 (金)

「新しい潮流」と、るいネット誕生の流れ

┌─────────────┐   <認識形成サイト>
|70年 序列崩壊に伴う  |   <るいネット誕生までの流れ>
|社会不全・統合不全    |======== 
└─────────────┘        ∥   
      ∥                ∥   
      ∨                ∨  
 ┏━━━━━━━━━━┓     ┏━━━━━━━━━┓ 
 ┃ 先ず人に収束   ┃====>┃72年数人の仲間で┃ 
 ┃(共認動物の本能) ┃     ┃自主管理共同体  ┃ 
 ┗━━━━━━━━━━┛     ┃類設計室を設立  ┃ 
      ∥<更なる不全>    ┗━━━━━━━━━┛
      ∥                ∥ 
      ∨                ∨        
 ┌───────────┐    ┌───────────┐ 
 | 社会収束⇒認識収束 |===>|社会事象の解明のため | 
 └───────────┘    |新聞勉強会を始める  | 
      ∥           └───────────┘ 
      ∥                ∥
      ∨           事実追求 ∨     
 ┏━━━━━━━━━━┓     ┌───────────┐ 
 ┃ 脱・思想不信   ┃====>|人間社会解明のため全社| 
 ┃ 外向仲間収束   ┃     |を揚げてサル社会~生物| 
 ┗━━━━━━━━━━┛     |の起源の探求を始める | 
      ∥           └───────────┘ 
      ∥                ∥        
      ∨                ∨
 ┏━━━━━━━━━━┓      ┏━━━━━━━━━━┓ 
 ┃認識仲間収束    ┃=====>┃るいネット=認識形成┃  
 ┃普通の人の協働の場 ┃      ┃サイトを立ち上げる ┃ 
 ┗━━━━━━━━━━┛      ┗━━━━━━━━━━┛ 
      ∥                ∥   
      ∨                ∨   
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
 ┃      新しい認識=構造認識、統合理論の創造      ┃ 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※70年「貧困の消滅」以来、統合不全から人収束→認識仲間収束の
  潮流と、類設計室共同企業体創設→るいネット=認識形成サイトの
  流れが殆ど符合している 


庄恵三

2015年8月 5日 (水)

【図解】新しい潮流11 外向仲間の拠点(収束核)が認識形成サイト

   ┏━━━━┓  ┏━━━┓  ┏━━━━┓  ┏━━━━┓
意識 ┃社会不全┃=>┃人収束┃=>┃社会収束┃=>┃認識収束┃
潮流 ┃統合不全┃  ┃   ┃  ┃    ┃  ┃    ┃
   ┗━━━━┛  ┗━━━┛  ┗━━━━┛  ┗━━━━┛
             ∥      ∥       ∥
             ∥      ∥       ∥
             ∨      ∨       ∨
           ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
           ┃  外向仲間収束 =(協働の母胎)  ┃
           ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                    ∥
                    ∨
           ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
           ┃ 認識形成サイト =(認識仲間の拠点)┃
           ┃              ∥    ┃
           ┃            (収束核)  ┃
           ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                    ∥       
                    ∨       
           ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
           ┃     新しい観念の構築      ┃
           ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

※人収束⇒社会収束⇒認識収束の意識潮流において、新しい認識の構築は
 外向仲間収束という大前提があってはじめて実現する。

衛藤信義 

2015年8月 3日 (月)

世の中に蔓延する自分主義

今回この必読投稿についてサロンで読み説いていき、世の中には様々な形で自分主義が蔓延しているのだな~と実感させられました。

序列原理の時代の論語、しきたり、敬語、あいさつ等に始まり、市場原理になる際に生み出された、自由、個人、人権、博愛などの自己正当化あるいは市場拡大のために、多くの旧観念かパラダイム転換以前に生み出されたのだな~と思いました。

特に今回やった「個人主義」は、表向きは相手を尊重する事が大事だ。と謳っておきながら、尊重してやるのだから、自身も尊重しろ。という、結局は自我を温存したものであるという構造をしており、非常に精巧にできていると感じました。

この個人主義は仲間収束をしたい(本源収束をしたい)生徒と、個人主義観念に縛られた先生側からの押し付けという形で自身の通う学校でも猛威を振るっており、うちの学校は統合されないという状況が続いています。

学校側も、いじめ、規則破り等の問題に対する問題意識自体はあるのですが、
いじめが起こる⇒取り合えずいじめ側を別室指導や停学で否定、いじめられた側を養護する。という非常に目先的な手段しかとらないので、根本的解決にはなり得ません。

重要なのは、いじめが起こる背景を考えていく事。

・・・ですが、現状「個人主義」「旧観念」に縛られている学校では、そんな答えを出すことは不可能です。

では、学校を変えていくにはどうしたらよいのか?
それは、認識を共認していくほかに手はないと思います。

学校の現在のあり方、構造を友達や先生に広めていく事。旧観念に縛られている先生に伝えるのは大変な事かも知れませんが、もはや観念パラダイムが転換していることや、あるいは真実は一つであることから、必ず最後には共認することが出来ると思います。

先生、生徒が境目なく統合する学校というと、理想のように感じてしまいますが、実現する事は可能なんじゃないかと自分は思っています。ちなみに実行に移すつもりです。

非常に根深く巣くっている個人主義ではありますが、そういった現状を改善していかなければならないのもまた事実。それには、やはり新認識を広めていく事が重要なのだな。と改めて思いました。

SS33  

2015年8月 1日 (土)

目に見えるものだけでなく観念で組み立てて論理整合していたら事実!

事実とは何か? 私の中で事実とは、目に見えるものや科学的に立証されたことという認識でした。 でも科学的に立証されたことの中身って何でしょう? 例えば、『太陽の表面温度は約6000℃』これは一般的に皆が認めていること。つまり“事実”です。 地球は約46億年前に誕生したというのも一般的に認められている“事実”です。 でも実際に温度計で測ったわけでもないのになんで事実と言えるのでしょう??地球誕生も何か写真とか記録が残っているわけではないけれど皆が認める事実と言えるのは何でなのでしょう? それは事実とは観測事実のみではなく、現象事実と整合した論理も含むからです。目に見えないものでも、断片的な観測事実をもとに観念を使って想像し仮説を立て、その論理が整合していたら事実といえるのです。 太陽表面温度は、表面輝きの色で判断しています。茶・橙・黄色・白・青と温度が上がっていくという観測事実から推測しています。 地球の誕生は・・・リンク 放射性元素により、ある程度正確な年代測定の手法が確立し、宇宙から落ちてくる隕石の成分がほとんど地球と同じで、その年代がほとんど例外なく46億年と算出される だから、目に見えるものだけが事実ではないのです。

三浦由衣

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