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2014年5月21日 (水)

脱「自分」思考

 「自己決定」とか「自分観念」とか、私が学生の時も頭の中はそればっかりで、素直に物事を飲み込めないことも多かった。常に何に向かって生きていけばいいのか確信が持てなかったけれど、「これでいいんだ」と言い聞かせていたと思うし、そういう意味で、屁理屈をこねることばかりに頭を使っていた気がする。だから、自分が進もうとしている道を、人に語れば語るほど、後ろめたさと後悔があって疲弊した。もう、人それぞれと言っておくほうが楽だった。

>人間が行うさまざまな判断も同様である。主観的には全方位にむけて考えているように思えても、場を貫く外圧は、意識下の部分(本能・共認)も含めて捉えており、ある可能性のレンジにおのずと方向付けられている(収束している)。だから、統合されたあとで過去を振り返ると、あたかもその方法しかなかったような錯覚に陥ることがある。(48679 本田さん)

 後ろめたい気持ちが起きる時は、これとまったく逆で、潜在思念で感じる可能性とは違う方向に進んでいるのに、それを一生懸命頭で誤魔化そうとしている時だ。どんなに頭で固定しても、私の潜在思念は、ちゃんと可能性を見出していてくれたのだろう。少なくとも、「このままで良いのか?」という問いを、私の心は常に発信し続けてくれていた感じがする。

共認機能に付随して生まれた不全捨象の機能(自我機能等)の働きにより、目の前の不全や自分に都合の悪いことを捨象することもできる。たとえば社会不全や、圧力が既に私権圧力からみんな期待の同類圧力に転換していることを捨象している人も中にはいる。これは外圧の変化に内圧が同化できていない状態である。確かにごく短期間の間はその状態は成立する。しかしいうまでもなく外圧は現に実在し、勝手に消えてくれる訳ではない。(81972

 どんなに捨象しても、外圧は消えない。そして、頭で誤魔化せば誤魔化すほど、適応しようとする自分の内圧が高まっていったような気がする。

>我々の下部意識はそれぐらい優れものです。その下部意識の指し示す方向に従って、先端機能である共認内容・観念内容を組み替えること、それができれば人類の進化・適応・実現は成るはずです。(21621

 結局、固まった頭を少しずつでもほぐすことができたのは、充足可能性を感じている下部意識を誤魔化さないで対象化したことだったと思う。具体的には、「自分がどう思うか」はいったん棚上げにして、みんながどう思っているかを羅針盤にした。そして、それは自分の中にもある感覚だと思って、自分に取り入れようとしてみた。
(そして段々と、違和感のある感覚が、普通の思考回路からは生まれないものだからなんだとか、何となく分かるようになったりした。)

>下部意識は自分だけでなく万人が同じものです。だから下部意識はその無数の成功体験から、(中略)具体的な人々の中に自らの可能性を探しているのかもしれません。(同上)

 脱自分、そしてみんなへ。私の場合はこんな感じでした。(まだまだ実践中です)

山崎許子

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