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2013年11月 6日 (水)

価値意識という思考パラダイム

>しかし、適応や自然が大切で有意義なものであるにせよ、「有意義さ」の価値意識を原点にする限りは、現実の圧力とは無縁の、旧観念によって映し出されたスクリーンに過ぎません。
そして一方、すでに生起している「現実の圧力」の方は、その後ろに遮蔽されしまって、はっきり見ることができないままです。

環境問題の閉塞も、農に関わる幻想性の問題も、どちらも「価値意識(観念)」と密接に関わっているように思いました。
(参考)
39966『価値観念による統合構造が必然的に閉塞へ導く』
39951私権時代の共認構造=価値の論理』

自然界への適応を必死で実現してきた人類史から見て、「自然との共生」「環境への配慮」といった観念群は、どれもが傍観者の観念であり、現実に対する実行力を何ら持っていません。そしてそれらは、愛、自由、個人といった近代観念と同様、常に価値観念として提示されて来ます。
農への美化、幻想も、「農的暮らし」や「共同体的人間関係」が、良きもの、本来的なものであるという、価値観念です。

価値観念が、共認非充足の代償として非現実の世界から登場してくる以上、そこに収束するほど現実から離れていってしまいます。そればかりか、現実の圧力を遮断し、生起する当事者欠乏の出口を塞ぎ、思考を閉塞させてゆきます。

私権時代=全てが非当事者だった時代の「価値観念による意識の統合」という構造が、環境や農業という分野においても、私たちを非当事者という立場で思考することを強いています。その思考パラダイムをはっきりと認識し、事実認識の思考パラダイムへと転換してゆく事で、現実の圧力や課題は次第に見えてくるのだと思います。

馬場真一

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